お客様K氏の750RS(Z2)です。最初この車体を見たときは、あまりのボロボロさで、コ、コレは再生できるのだろうか、、、?と不安になる程度でした。しかしK氏の執念により素晴らしいスーパーなバイクとなって蘇りました。
モリワキスイングアーム、ダイマグ、モリワキマフラー等が良い雰囲気を醸し出しています。マフラーはもちろんバッフル入り。
エンジン内部はφ76ピストンとZ1クランクを用い1197cc。ヨシムラST-2カムを使用。
キャブレターはミクニ
TM38。
オイルクーラはセトラブ。オイルラインホースはタンクの下に通しています。最近ブラックやシルバーのオイルクーラのところのフィッティングがよく使われてますが、当時のスーパーバイクは赤と青のアルマイトしたアルミを使っています。(当時の写真を見て観察してください。)だからコレなのです。
ディスクを固定しているボルト等はアタマを加工したスペシャル品。
ブレーキの配管はアールズのホース&ステンフィッティング。
あと、ステムはZ650のものを流用しています。
軽い車体にトルクのあるエンジンで、チューンしたエンジンですが非常に乗りやすく仕上がっています。サーキットから峠、ツーリング等オールマイティーに使える大変良くできたバイクだと思います。部品チョイスも雰囲気があって◎