KAWASAKI Z1R-1

元々部品取り車だったのですが、ヒマをみてコツコツ造りました。昔FISCOで走ってたプロダクションレーサーをイメージしてみました。一般公道用ですのであまり乱雑すぎないようプチ気をつけました。あと、手持ちのボロパーツやそこらに転がってた材料等を加工したりして手作り感も大事にしたつもりです。シートは新品をおごったのでアンコ抜きは恐れ多くてできませんでした。この前中古シートを手に入れたので鉄板の上に座るくらい強烈なアンコ抜きしたシートに加工してみようと思います。







反対側です

















フロントまわり。

モーリスホイール、AP CP2696キャリパー、旧型モリワキカヤバフォーク等。フロントフェンダーはZ400FX用を切り貼りしながら製作。サビ等がでてましたので下地処理して塗り直しました。ショート加工もしているので純正と比べるとかなり軽くなっています。FRPフェンダーも良いのですが、スタビ効果も併せ持ったこの手法、結構気に入っています。







エンジン1

モリワキφ73ピストン組み込み。本当はノーマルでも良いと考えてたのですが、私の元にこのバイクが来てエンジンをバラシてみたところ既にφ72の圧縮比はいくらや!?というような山の高い、マッターホルンのようなピストンが入ってまして、軽く焼き付いていました。仕方なくオーバーサイズのモリワキピストンを入れた次第です。

カムも自らバルブシールを破壊するほどのエベレスト(チョモランマ)のような高い山のカムが入ってました。そのとき適当なカムを持ってませんでしたのでヨシムラST-1を放り込んでいます。バルブ、バルブスプリングはSTDです。マフラー取り付けスタッドボルトはSTDはモリワキモナカマフラーに対し長いので、今度ヘッドを外すついでにオリジナルのショートスタッドに交換しようと思っています。




エンジン2

ドライブスプロケットカバーはキズだらけで欠けありのジャンク品をリビルド。ついでに軽量化もちょっと考えて大きく切り取りました。クラッチレリーズはしっかりメンテしたらそんなに重たくないのでSTDを使用。ちなみにクラッチもSTD。キャブはCR31。ポートはインシュレーターとの段付きを修正した程度です。










リヤまわり1

スイングアームはRZV500のジャンクスイングアームを加工して製作。リヤショックはヨシムラカヤバ。ホイールはモーリス。スイングアームはノーマルと比較すると、重さは正確に量ってませんが持ってはっきりわかるほど違います。











リヤまわり2

上とほとんど同じです。ブレーキはディスクにZ250FTのリヤ用、キャリパーはCP2696。ホースはアールズのステンレスフィッティングを組み合わせて使用。長過ぎず短すぎないように取り回しにも注意です。リヤフェンダーはジャンク品を切ってフェンダーレス化。マフラーはモリワキ鉄モナカ。










ハンドルまわり

マスターシリンダーはAPのCP3125-2をCP3125-6に改造。(マスターのタンクを外し、リザーバタンクにいくところのアダプターを着けると使えます。タンクはカワサキの何かの機種のやつをスクラップボックスから引っぱり出してきて使用。ステーはmagunamukoteka製のアルミ叩き出し。スイッチやハンドルバーはSTDです。Z1000やZ1Rはハンドルの中を配線が通ってますので交換が面倒ですけどあえてノーマルのまま使いたいのでそのままです。ストックスタイルが好きな方は楽しく努力しましょう。







この前シートを加工しました。今迄使っていたやつは純正の新品パーツだったので加工するのはあまりにもったいないと思い、中古品をベースにしました。クラスフォーエンジニアリングさんの販売してるシートレザー(今迄使ったことのあるリプロ品の中ではココのが模様、質感共に最高です。)ベルトが無いとなんか絵的に寂しいので近い内に装着しようと思ってます。(現在ベルトの金具をメッキに出してます。)スポンジのみのときは結構肉抜きしたと思ったんですけど革を張ってみると案外普通だな〜、と。今度機会があったらもっと抜いてみます。








上の写真でもわかるのですが、ノーマルスイングアームを加工した補強入りスイングアームを装着しました。(モリワキエンジニアリングによる加工)以前のアルミスイングアームより少し短い(本当はこっちが正規)のでチェーンが2コマ長く、チェーンアジャスターがかなり後ろまできたのが少しブサイク。しかしレースの現場ではスプロケットの歯数を変更してこんな状態になるってことはあったのでまぁ良しとしましょう。 マフラーは音がうるさいのは近所迷惑なので消音バッフルを常に装着しています。最近古いバイク乗りの中でうるさいマフラーを平気で装着して騒音を撒き散らせている人を多々見かけます。外観は他人にとやかく言われる筋合いはありませんが、大きな音はみんなの迷惑です。機械である以上音量ゼロは無理ですけど周囲への気づかいを忘れてはいけません。










少し仕様変更しました。
フェンダーをノーマルに戻し、キャリパーを後ろ向きに。
ブレーキホース/スピードメーターケーブルのステーをしっかり装着。




リヤのスイングアーム。これはモリワキエンジニアリングのものです。
STDのものに補強がはいったものですので、モノモノしさを排除したい方にはよいのではないでしょうか。















うしろから見たところ。

普通っぽさが気に入っています。






























斜前から。
































諸元

エンジン

モリワキφ73mmピストン

ヨシムラST1カム

CR31キャブレター

モリワキマフラー

車体

モリワキフレーム&スイングアーム
モリワキカヤバフロントショック
ヨシムラカヤバリヤショック
ロッキードCP2696ブレーキ
モーリス(ハイポイント)ホイール
モリワキステップ

外装ペイント シーズカンパニーさん