イスラエル軍 M51シャーマン(アイシャーマン)です。
キットの内容はまあまあ良いのですが、出来過ぎのところとそうでないところの差がすごく、そのバランスをとるのに苦労しました。エッチングパーツで「こ、こんなところまで再現されているのか!?」と思うところがある反面、「何故ココの手を抜く???」といったカンジでした。

そのあたりの調和をとるために過去のグランドパワー誌等を引っ張り出して細かいディテールを調べ、工作していきました。ちょうど資料の写真で装備品を外したところが写ってましたので、そのように見えるようプラ板やエッチングパーツのかけら、そのた様々な物を使い工作。
車体や砲塔表面の鋳造肌は溶きパテで、各部溶接痕も伸ばしランナーで再現しました。
その他工作したところは機銃座の細かい部品の追加、砲身のロックの再工作(特に座の部分)

あと付属の履帯(キャタピラ)が長いので大袈裟にたるませてなんとか合わせましたが長過ぎなカンジです。次回また製作する機会がありましたら社外品の履帯を使うかコマをカットして合わせようかと思いました。

サイドフェンダーやジェリ缶ラックは若干のダメージ表現を施しました。

細かい手すり等もエッチングパーツで再現されていましたがイマイチなので細い針金を使い工作しました。
塗装は主にタミヤカラーのエナメルを使用。今回は防盾カバーと車体とのツヤの差を強調するためにカバー側のツヤをきつめに消しました。質感の違いが良いカンジに決まったと思いました。