舞鶴の山中に古代の隠された城が存在するとの情報を得た。

大まかな場所を割り出した私は探検隊を組織し未開の山中に入っていったのである。

急斜面に一見道とは判別できないような道が。

地蔵が我々に行方を示しているようだ。

人の立ち入った雰囲気がほとんどなく地蔵も倒れているもの多数。

バチがあたりそうなので気づいたものは全て並べなおした。

その数はもう数え切れない。

多分30体くらいは直した。

道標のようなものも倒れている。

まだ倒れて間もない感じ。

我々を混乱させるための罠か!?

斜面に対しジグザグの道が一応あったと思われる。

頂には謎の鳥居が。

こんな山奥に神社が!

建物本体はかなり古いようだが一応近年に補修されている模様。

神社の先にも細い道が。

道の横にはほぼ一定の間隔で地蔵。

倒れているもの多数。

先ほどと同様、気付いたものは全て立て直し。

しばらく進むと集落に出た。

不思議と人と出会わない。

異世界にきたような雰囲気である。

学校があった。

使われているのかいないのかは不明だが重いコンダラを発見。

このような探検をしていると何故か出会う重いコンダラ。

一体何を意味しているのであろうか!?

コンダラの近くでは何やら重いものを引く人が!

土地を平らに均しているようでもある。

まさか奴隷か!

奴隷などこの世にあってはならない。

奴隷解放する時間は無い。

我々探検隊は更に奥地へ向かう。

しかしココで問題が!

何と立ち入り禁止となっている。

コレは何らかの組織の陰謀かもしれない。

無断で立ち入ると罰金1万円。。。。

コレは痛い。

行く手を阻まれた我々は肥溜めの前で途方にくれていた。

そこに一人の謎の老人が現れた。

事情を話してみたところ、

「あ〜、コレは奥の池に入って釣りをする人のマナーが全然なっとらんので入れんようにしただけやw」

「入ってええで〜♪」

正式に許可を得た我々探検隊は堂々と奥地へ向かうことにした。

行く手を阻まれた我々は肥溜めの前で途方にくれていた。

そこに一人の謎の老人が現れた。

事情を話してみたところ、

「あ〜、コレは奥の池に入って釣りをする人のマナーが全然なっとらんので入れんようにしただけやw」

「入ってええで〜♪」

正式に許可を得た我々探検隊は堂々と奥地へ向かうことにした。

一応山道があるのだが、

この山道に何かを仕切ったような並びの石。

特に交通が盛んであったような場所ではないはずだが、コレは一体?

道の横には川が。

かなり山道は高いところを通ってる。

転落したら死あるのみ。

山道を少し逸れたところに謎の祠。

かつて何かの神を祀ったのか。

道なき道を我々探検隊は進む。

いつ周囲が崩れるか分からないような脆い地盤。

行く手を遮る植物。

熊や猪などの猛獣にも気をつけなければならない。

何度も足をとられ転落しそうになる。

しかしこの程度でひるむ訳にはいかない。

すると、少し開けたところに出た。

周囲を見渡してみると、

謎の石積みが我々の目の前に現れた!

コレはッ!!!!

大昔の石積みが!

いや、もうコレは城壁だ。

これほどのもの、リアル遺跡と言っても良いだろう。

結構立派なものである。

山城か何かの痕跡であろうか。

寺や神社の跡というのも考えられる。

何時の時代かは学者でないので不明であるがこの辺りの遺跡地図には掲載されていない。

新発見かも。

まだ先があるようなので更に奥地へ。

もう道と言えるものは無い。

更に進んだ地点でかなり木の根に覆われてはいるがまたも謎の石積み。

コレは妙な置き方をしている。

このあたりは何か先ほどのキチンと並べられた石積みとは雰囲気が違う。

雑な感もあるが何かを構成しているかのような。

周囲の調査を開始した、

そのとき!

こ、これは!

そこら中に!

石積みの奥に空間があるところが何箇所も!

多分コレらはいわゆる古墳ってやつではないだろうか?

パッと周囲を調べただけで何基もある。

もう古墳群と言っても過言ではないだろう。

もっと奥地まで、

そう思った。

しかし道なき道を進むのと同時に危険も増す。

遭難する可能性も出てくる。

今日の装備程度では本当に遭難するかもしれない。

本日は撤収!

私は苦渋の決断を下した。

そして我々探検隊は山を後にした。

これからも我々探検隊の前には様々な困難が待ち受けているであろう。

しかしその困難を一つ一つ打ち砕いていく。

それが我々まぐなむ探検隊なのである。