最近たるんでおるゆえあらゆる面で鍛えなおしてこい!

若狭湾沿岸に広がっていたと思われる伝説の文明について調べてこい!

と土偶のドギー隊長の檄が飛んだ。

まぁ興味ない課題ではないのでとりあえず出発!

あまり人気の無い海沿いを調査する。

刑事ドラマのラストシーンで出てきそうな美しい海岸線。

舞鶴市はこういう景観をもっと観光に利用すべきである。

しかし神秘的とでも言おうか、

大きな岩が各所に。

しかし岩が多い。多すぎる。

石の上にも3年と言うが、この木は石の上に百年くらいは立っているのではないだろうか。

この場所、

巨石が多いばかりかと思っていたが地面の側が段々畑のようにもなっている。

地盤は人の手が入っているようである。

中途半端な大きさの石はあまり無く、巨石ばかりである。

何とも言えない特徴的な巨石。

長さは10mくらいはあるだろうか。

何となく加工されているようにも思える。

とんでもない存在感である。

コレは鯨、

鯨をモチーフとして加工されたのではないだろうか!?

と、勝手に想像して『くじら石』と命名した。

古代には磐座(いわくら)といってこういう巨石が信仰の対象となってたそうな。

ここまで特徴的なものは多分それなのではなかろうか。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A3%90%E5%BA%A7

特に周囲に人が立ち入って祀っているといった雰囲気が全く無いことから現在では存在すら忘れ去られた存在となっているのかも知れない。

我々も山に入らなければ気づかなかっただろう。

巨石を見つけたくらいで安心してはいけない。

巨大な岩盤から巨石が転がり落ちるということもあり得る。

詳しく調査してみなければ自然のものか人工的なものかの判断はできない。

しかしこの地域に大昔巨石文明があったのではと想像すると楽しい。

更に道なき道を我々探検隊は行く。

行く手を遮る海。

絶対転落するわけにはいかない。

転落したら我々を待ち受けるのは絶対的な死。

しかしこのような土地。

そこに今回のような巨石。。。

一体どうやって動かすのか???

一旦鎮座したものを動かすというのは場所的なことも考慮するとかなり困難。

現在もしくじら石を動かそうと思うと巨大なクレーンで、と行きたいところだが、場所的に作業できる状況ではない。

不思議である。。。。

しかしこの地域、大きな石を組み合わせたようなものが多い。

本当に巨石文明的な何かがあったのかもしれない。

今回は演習だったが思わぬ発見があった。

若狭湾周辺、まだまだ調査が必要だ。